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- 甲冑について
- 制作中の様子
260年の技を継ぎ、磨き上げられた伝統技法を現代に伝えるのが真多呂人形の役割。伝統工法で制作する兜が完成するまでには、約2週間かかります。加藤一冑は手作りで本格的な兜を制作できる数少ない名工のひとりです。端午の節句を彩る伝統の武具が現代に、見事に甦ります。

- しころの部分の作成です。約500枚もの小札を一枚一枚貼り付ける根気のいる作業ですが、兜の基本になりますからていねいに糊で付けていきます。
※しころ:兜の鉢の左右・後方につけて垂らし、首から襟を防御するもの

- 小札を全部張り終わった後は、よく乾燥させてから皮を閉じるための穴を開けます。細い皮ひもでしっかりと閉じると、しころの下ごしらえは終わりです。

- 黒い漆を塗ったしころに、緋色や朱の威(布の紐)を付けます。鮮やかな色彩は、武具とは思えない華麗さ。源平兜は、このしころが五段あるのが普通です。

- 頭にかぶる部分を鉢といいます。台形型の金属を16枚ほど重ねて星鋲で止めるものと、球型にできたものに打ち込む場合と2種類あります。鋲がズラリと並んでいるのが星に似ているので星鋲止めといいます。

- 兜の各部分に取り付ける金具は、すべて手作りです。鍬形、鍬形台、眉庇などは糸ノコで一枚一枚作り、みがきをかけます。大量生産ができませんから、熟練の技がものをいいます。

- 吹返し、鍬形などの各部分ができあがったら組み立てます。鉢の内側には全部組み立ててから、皮を貼ります。忍緒は全体の仕上がりを見ながら付けます。
















































