四月生まれの男の子の初節句はいつ?|雛人形・五月人形・浮世人形なら真多呂人形~大正8年創業~

真多呂人形のコラム

四月生まれの男の子の初節句はいつ?

初節句のタイミング

子どもが生まれて初めて行う節句を、読んで字のごとく初節句といいます。
女の子の場合は3月3日のひな祭りに行い、
男の子の場合には5月5日の端午の節句に行うのが一般的となっています。

とはいえ、お子さんの生まれたタイミングによっては、
必ずしも生まれた年に初節句を行わなくても良いそうです。
例えば、4月から5月4日に生まれた男のお子さんの場合、(正確には節分以降)
いろいろ落ち着いてきた翌年に初節句を行うケースが少なくないそうです。

確かに無事生まれるかどうかもわからないし、誕生してからも、
初節句まで日数が少ないとなると、人形の種類などの選択肢も限られてしまいますし、
お祝いの案内などの手配も大変かもしれません。
そもそも、宮参りやお食い初めが済むまでは、初節句ができないというのもあります。

最終的には親御さんが判断することですので、
どちらがどうということもないのですが、日程に余裕を持ってお祝いを行うほうが、
親子の良い思い出になりやすいかもしれません。

お祝いの料理

3月3日のひな祭り(桃の節句)では、
お祝いの料理としてはまぐりのお吸い物やちらし寿司や白酒が用いられます。
5月5日の端午の節句では、柏餅やちまき(粽)や赤飯が用いられます。
初節句の場合は、これ以外にもお子さんの好みそうな食材を使った献立を
考えるのも楽しいかもしれません。

★柏餅
端午の節句で柏餅を食べる理由として、
柏の葉は次の発芽があるまで落ちることがないということから、武家には縁起の良い、
「絶えることのない家督=子孫繁栄」の象徴となっているためです。
ちなみに柏餅の葉を食べるかどうかは、議論のひとつにもなるようですが、
葉が硬いこともあり、味の点でもあまりお薦めできません。
どうしても食べたいという方のみ自己責任でお願いします。
桜餅の葉が食べられるため、柏餅も食べられるのでは?と、考えられたのかもしれません。
できればお子さんには食べないように教えたほうが良いでしょう。