
260年の技を継ぎ、磨き上げられた伝統技法を現代に伝えるのが真多呂人形です。
木目込み人形
「原型作り」からはじまって数々の工程を重ね、職人の丹精を込めた技から生まれる雅やかな雛人形をはじめとした逸品は、
伝統工芸品として指定され高い評価を得ています。
1.原型作り人形の原型を作ります |
2.かま詰め桐塑をかまにつめてボディを作ります |
3.ぬきかまからボディを取り出します |
4.木地ごしらえよく乾燥させた後に補修して木地をこしらえます |
5.胡粉塗り胡粉をボディに塗ります |
6.筋彫り布を木目込んでいくための溝を作ります |
7.木目込み溝に糊をいれ、布を木目込みます。 |
8.面相書き人形の顔を書きます |
9.仕上げボディに頭や手をつけ、全体を整えます |
歴史
いまからおよそ260年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重という人が作った小ぶりの人形が「木目込人形」の始まりとされています。その人形は鴨川のほとりの柳の木を素材に木彫をほどこし、そこに溝を掘り神官の衣裳の端切れをきめこんだものでした。この「木目込人形」の技を継ぎ、磨き上げられた伝統技法を現代に伝えるのが真多呂人形です。 |
 |
 |
正統伝承上賀茂神社から木目込人形の正統伝承者として認定を受けているのは真多呂だけです。 |
作者紹介
二代目 金林真多呂
先代の名人芸は現代感覚あふれる二代目金林真多呂に受け継がれ、雛人形をはじめ浮世人形など数多くの作品を発表しております。
幼少より人形制作に親しみ、日本の伝統芸術に興味をもち、父 先代真多呂について技術を学ぶ。彫塑やデッサンを学び、人形制作を総合芸術として高め、従来の人形師の枠を超えた近代性を備えた制作者として評価を得ている。 |
二代目 金林真多呂 |
| 昭和53年 |
「伝統工芸士」に認定。平成10年「藍綬褒章」を授章。 |
| |
|
| 昭和 7年 |
東京に生まれ、幼児より父初代 真多呂について人形制作を学ぶ。 |
| 昭和30年 |
慶應義塾大学卒業
在学中より日展評議委員 故 安田周三郎氏に塑像を学び日本芸術院会員 故 澤田政廣氏に師事してデッサンを学ぶ。平安朝風俗人形をはじめ、創作木目込人形を数多く発表 |
| 昭和44年 |
株式会社 真多呂人形 代表取締役会長 |
| 昭和47年 |
二世 真多呂を襲名と同時に 真多呂人形学院長 |
| 昭和53年 |
通産大臣指定の伝統工芸士の認定を受ける |
| 昭和61年 |
東京都雛人形卸商協同組合理事長 |
| 昭和63年 |
社団法人日本人形協会会長 |
| 平成10年 |
藍綬褒章授章 |
これまでに、「日本節句人形コンクール」、「全国伝統的工芸品展」で数々の賞を受賞
現在
- 株式会社真多呂人形 代表取締役会長
- 真多呂人形学院長
- 社団法人日本人形協会 名誉顧問
|
|