五月人形の種類は?|雛人形・五月人形・浮世人形なら真多呂人形~大正8年創業~

真多呂人形のコラム

五月人形の種類は?

兜飾り

兜飾りは、甲冑の兜を中心とした飾りのものであり、 小さめから着用も可能な大きなタイプに至るまで、 五月人形の代表的な種類です。

大抵の場合、弓と太刀の飾りである、 弓太刀を両側に添えて飾ります。

軍船揃(ぐんせんぞろい)や陣笠揃(じんがさぞろい)、 陣太鼓(じんだいこ)といった、 三品揃の飾りと共に飾ることもあります。 飾りやすさと収納場所に困らないのが特徴です。

★江戸甲冑
武家社会にて実戦で使用された鎧兜と、 同様の作り方で作られた甲冑です。

★京甲冑
京都の貴族社会にて使用された、煌めく甲冑です。

★新型甲冑
デザイン性を全面に出した、きれいな甲冑です。

鎧飾り

鎧飾りは兜のみならず、甲冑すべて(鎧兜)を飾るものです。 鎧をメインに飾ることが多く、 両サイドに弓太刀を添えた飾り方をします。 大きな飾りのため、ゴージャスな雰囲気があります。 製作技法に応じて、江戸甲冑と京甲冑の2種類に分かれます。

武者人形

武者人形は、江戸時代に鎧兜飾りより分かれた人型の五月人形です。 大将飾りとも呼ばれており、人形を中心として、 両サイドに弓太刀を添えて飾り付けます。 災難を男の子の代わりに背負うという言われており、 周囲の大人の願いである「子供の無事な成長」が、 形となったタイプです。

子供大将

「男の子が無事に強くたくましく成長するように」 という願いがこめられた武者人形です。 次男や三男の端午飾りにて使われるケースもあります。

童人形

兜や鎧とともに、並べて飾る種類の人形です。 金太郎や桃太郎、牛若丸や笛吹童子、 獅子舞や蹴鞠人形といったバリエーションがあります。