五月人形の選び方|雛人形・五月人形・浮世人形なら真多呂人形~大正8年創業~

真多呂人形のコラム

五月人形の選び方

鎧や兜

五月人形の選び方のポイントを紹介します。

鎧や兜は、正面から見ただけだと違いはよく分かりません。
しかし、裏から見ると、手仕上げの様子が分かります。
手仕上げのよさは工程数の多さに比例します。
工程数が多いということは、職人さんが手を入れる回数が多いということです。
大きさが同じでも、価格が2倍も3倍も違います。

鎧や兜の威し糸(おどしいと)という編み糸が、正絹かどうかは、
余り重要ではありません。
威し糸には、通常は最高級の正絹は使用しません。
織物と違い、威し糸は編み糸なので、正絹のよさをあまり発揮出来ません。
その為、五月人形の鎧・兜の素材ではなく、造りのよしあしや、
手がいかにかかっているかを重視して下さい。

屏風

五月人形の屏風には色々な種類があります。
その屏風と鎧や兜の組み合わせ方で、見た目は随分と変わります。
しかし、金屏風は、どんな鎧兜にも合います。
金屏風なら、落ち着きもあり、華やかさもあります。
屏風が気に入らない場合は、金屏風への変更をお勧めします。

平飾り台

五月人形の鎧兜の下に置く台を、平飾り台と言います。
しかし、平飾り台はベニヤ板で代用することも出来ます。
ホームセンターで適当な大きさに切ってもらった板を、
ダンボール等で代用した足の上に乗せ、
五月人形用の緑の毛せんをかければ出来上がりです。
こうすれば安上がりで収納の際も楽です。
毛せんは単品売りしています。