端午の節句の祝いの膳|雛人形・五月人形・浮世人形なら真多呂人形~大正8年創業~

真多呂人形のコラム

端午の節句の祝いの膳

端午の節句といえば五月人形を飾り、
粽(ちまき)や柏餅を食べて
男の子の無事な成長と幸福をお祈りする行事ですが、
これらの端午の節句のご馳走には
どのような意味があるのでしょうか。

縁起物を使った端午の節句の祝膳

端午の節句は男の子のお祝いのため成長を表した
食材を使った献立が多いようです。

【粽(ちまき)】もち米などで作ったお餅を
笹や竹の皮で包んだ物ですが、
古くは茅(ちがや)の葉で包んでいたため
チガヤマキと呼ばれていましたが、
それがチマキに変化したようです。
粽(ちまき)には難を避けるという
縁起の良い意味があります。

【柏餅】柏の葉は、新芽が出ない限り
古い葉が落ちないという特徴があるため
「子供が産まれるまで親は死なない」と考えられ
子孫繁栄の意味を持ち縁起が良いとされています。

【出世魚】大きくなると名前が変わる
ブリ・スズキ・ボラなどの出世魚や
勝男と書くことのできるカツオは、
縁起が良いとして端午の節句によく使われる食材です。

【筍(たけのこ)】成長も早く、まっすぐスクスク育つ筍は
男の子の成長の願いが込められており
筍ご飯や煮物として端午の節句にはよく登場します。

大正8年創立の歴史ある真多呂人形では、
男の子の成長と末永い幸せを祈りつつ、
心を込めて節句のお人形をお作りしています。
初節句に贈られる高級なお人形から
お手軽な価格の五月人形も多数ご用意しておりますので、
お気軽にお問い合わせください。